クレイトン(その他表記)Clayton, John Middleton

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレイトン」の意味・わかりやすい解説

クレイトン
Clayton, John Middleton

[生]1796.7.24. デラウェア,ダグスバラ
[没]1856.11.9. ドーバー
アメリカの法律家政治家デラウェア州選出の連邦上院議員 (1829~36) 。 A.ジャクソンの合衆国銀行政策に反対。デラウェア州最高裁判所長官 (37~39) 。 45年連邦上院議員に再選された。 Z.テーラー政権の国務長官時代 (49.3.~50.7.) にはクレイトン=ブルワー条約を結んだ (50) 。

クレイトン
Clayton, William Lockhart

[生]1880.2.7. ミシシッピ,タペロ
[没]1966.2.10. ヒューストン
アメリカの政治家。アンダーソン=クレイトン会社を設立して紡績業で成功を収めたのち,政界に入り,1940~42年輸出入銀行副総裁,42~44年商務次官補,44~45年国務次官補,45~47年経済問題担当国務次官を歴任。特に第2次世界大戦末期から戦後にかけての対外経済政策の分野で重要な役割を演じた。

クレイトン
Clayton

アメリカ合衆国,ミズーリ州東部,セントルイス西郊の都市。1876年創設。初め住宅地区であったが,第2次世界大戦後は商業地区となった。コンコルディア神学校をはじめ,各種の教育機関がある。人口 1万6061(2005推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android