クームス試験(読み)くーむすしけん

家庭医学館 「クームス試験」の解説

くーむすしけん【クームス試験】

 抗グロブリン試験ともいい、赤血球(せっけっきゅう)の崩壊ほうかい)(溶血(ようけつ))または凝集(ぎょうしゅう)の原因となる抗体を検出する方法です。
 直接クームス試験と間接クームス試験があり、ともに基準値は陰性(-)です。
 輸血の赤血球を溶かす副作用血液型不適合妊娠による新生児溶血性疾患自己免疫性溶血性貧血などの検査で行なわれます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む