クームス試験(読み)くーむすしけん

家庭医学館 「クームス試験」の解説

くーむすしけん【クームス試験】

 抗グロブリン試験ともいい、赤血球(せっけっきゅう)の崩壊ほうかい)(溶血(ようけつ))または凝集(ぎょうしゅう)の原因となる抗体を検出する方法です。
 直接クームス試験と間接クームス試験があり、ともに基準値は陰性(-)です。
 輸血の赤血球を溶かす副作用血液型不適合妊娠による新生児溶血性疾患自己免疫性溶血性貧血などの検査で行なわれます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android