改訂新版 世界大百科事典 「グレゴリー夫人」の意味・わかりやすい解説
グレゴリー夫人 (グレゴリーふじん)
Lady Isabella Augusta Gregory
生没年:1852-1932
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…19世紀の末に,イェーツやグレゴリー夫人らがアイルランド文芸復興運動をおこし,演劇の分野を中心に,積極的な活動を展開した。その目標は,イギリス文学の伝統を脱して,古代ケルト精神に復帰し,アイルランドの神話,伝説,歴史,文化,民衆の生活感情,風土風物などを題材に取りあげて,独自の国民文学をつくりだすことであった。…
…アイルランドに渡来したこの神族はのちにマイリージア族に敗れ,アイルランドの妖精となる。この経緯は,アイルランド文芸復興期に,グレゴリー夫人の《神々と戦士》(1904)などの文学作品の題材ともなった。【山本 泰男】。…
※「グレゴリー夫人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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