ケイクジャク石(読み)けいくじゃくいし(その他表記)chrysocolla

改訂新版 世界大百科事典 「ケイクジャク石」の意味・わかりやすい解説

ケイクジャク(珪孔雀)石 (けいくじゃくいし)
chrysocolla

鉱物一種クリソコーラともいう。化学成分は大略CuSiO3nH2Oとされており,潜晶質ガラス光沢を示す。青緑色塊状を呈し,貝殻状断口を示す。モース硬度2.5,比重2.0~2.4。クジャク石など銅の二次鉱物と伴って銅鉱床酸化帯に産出する。日本各地の銅鉱山より産出し,秋田県阿仁(あに)鉱山,同日三市(ひさいち)鉱山,山口県太田鉱山,大和鉱山などの産出標本はよく知られている。濃度5%以下の硫酸には難溶であるが,7%以上の濃度では銅の浸出が可能であるので,多量の銅酸化鉱石を産出する鉱山においては混在する。銅の鉱石鉱物となる場合もある。
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百科事典マイペディア 「ケイクジャク石」の意味・わかりやすい解説

ケイクジャク(珪孔雀)石【けいくじゃくせき】

銅鉱床の酸化帯にブドウ状,皮殻状,土状をなして産出する二次鉱物。組成は一定しないがCuSiO3・2H2Oなど。青緑色,褐色黒色で,半透明または不透明。潜晶質で,コロイド状模様を示すこともある。

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