ケラムイ岬(読み)けらむいみさき

日本歴史地名大系 「ケラムイ岬」の解説

ケラムイ岬
けらむいみさき

国後くなしり島の南東端に位置し、根室海峡根室水道に突き出ている。「計羅武威岬」とも記される(北海道実測切図)対岸野付のつけ半島野付岬までは約一八キロ、南の根室半島までは約三〇キロ。全体が砂洲で基部のケラムイ湖付近から先端までは八キロ、幅約一・五キロ。国後島南西端のノツエト岬とで泊湾を囲む。近世史料にはケロモエ岬(「蝦夷日誌」三編)、ケロモイエンルン(山川地理取調図)などとも記される。当岬について「右海岸よりケラムヰ崎と唱南に弐里程取廻しの出崎也。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む