主に光ファイバーを使い、海底に敷設した通信用ケーブル。国際的なデータ伝送に欠かせないインフラで、データ量や速度で衛星通信より優位にあるとされる。パソコンやスマートフォンで海外の動画を視聴したり、ホテルの予約をしたりする際、海底ケーブルが活用される。近年、クラウドサービスを提供する企業などの伝送容量が激増しており、ケーブルの大容量化に向けて技術開発が進んでいる。
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海底に敷設するために作られた通信用または電力用のケーブルをいう。海底ケーブルは,海底における高水圧や海水による腐食から保護するとともに,ケーブル敷設修理工事や漁労などによる外力に耐えるため,一般に陸上ケーブルと異なる材料,構造が用いられる。通信用は,1850年にドーバー海峡に敷設された電信用の海底ケーブルが世界で最初のものである。これは電信信号を流すための銅線をグッタペルカで絶縁し,さらにその上に外装鉄線を巻いたものである。1930年にケーブルの絶縁材料として優れた特性をもつポリエチレンが発明されるとともに,これを用いた同軸ケーブルが開発され,海底ケーブルは,電話用の海底同軸ケーブルが用いられるようになった。海底同軸ケーブルは大洋横断をはじめとして世界の海域に広く敷設された。70年代には,低損失の光ファイバーが実現し,光ファイバー海底ケーブルの研究開発が活発に進められた。光ファイバー海底ケーブルは,直径1.5~2cmで光ファイバーを海水や海底の高水圧から保護するため銅または鉄などの金属パイプ内に収容し,ケーブルを深海へ敷設するため高張力ピアノ線を用いた抗張力体,海底中継器へ給電するための銅による導体と海水から電気絶縁するためのポリエチレン等から構成されている。電力用海底ケーブルは,離島などへの送配電に用いられるもので,陸上電力用ケーブルに比べて絶縁体を厚くするとともに,ケーブル保護のための外装も強固なものとなっている。
→海底通信
執筆者:新納 康彦
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