普及版 字通 の解説
14画
[字訓] みわける・あきらか
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(いん)。に(けん)の声がある。〔説文〕十二下に「(たう)なり」とあり、陶を焼くことをいう。上に出る煙によって、その焼成度をみるので、別の意となり、瓦を掌る人を官、陶工を者という。人を識別し挙用することを、表彰することを表という。
[訓義]
1. みわける、わかつ。
2. あきらか。
3. すえもの、やきもの、陶工、瓦作り。
4. 焼いて作る、かえる、つくりかえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アラハス・アカル・アカス・アキラカニ・ヲサム・エラブ・ウク・ワヅカニ
[熟語]
異▶・官▶・顕▶・工▶・采▶・察▶・識▶・収▶・序▶・叙▶・称▶・奨▶・進▶・綜▶・藻▶・汰▶・択▶・摘▶・▶・土▶・陶▶・抜▶・表▶・品▶・別▶・明▶・沐▶・冶▶・録▶・論▶
[下接語]
陶・明
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報