ケン・まく・おさめる

普及版 字通 「ケン・まく・おさめる」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 11画

[字音] ケン
[字訓] まく・おさめる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は卷(巻)(けん)。卷に巻曲の意があり、手を加えて動詞とする。〔説文〕十二上に「气の(勢)なり」とあり、気負って勇気のあるさまをいう。

[訓義]
1. まく、まきおさめる、おさめる。
2. 拳と通じ、こぶし、気負う。

[古辞書の訓]
名義抄 カガマル・ニギル 〔字鏡集〕 カガマル・サミス・ニギル・コブシ・サスエ

[語系]
・卷kiuan、(拳)・giuan、・圈(圏)khiuanは声義近く、みな巻曲して勢いをなす意があり、一系の語である。

[熟語]

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む