アイスランドの首都レイキャビク(Reykjavik)の北東80kmにある、同国最大の間欠泉。この間欠泉は活動を一時中断してしまったが、2000年6月の大地震で息を吹き返し、不定期だが熱水を吹き上げている。そのすぐそばにあるストロックル間欠泉(Strokkur Geysir)が、5~10分間隔で10~20mの高さまで熱水を吹き上げていて、こちらに多くの観光客が集まってくる。◇「ゲイシール」は特定の間欠泉を示す名前ではなく、アイスランド語で「間欠泉」という意味の言葉で、周辺には多数の間欠泉があるため、「The Great Geysir」と呼ぶこともある。ちなみに、英語の「geyser」(間欠泉)は、アイスランド語の「geysir」が語源。