ゲオルグ・W.パプスト(英語表記)Georg Wilhelm Pabst

20世紀西洋人名事典 「ゲオルグ・W.パプスト」の解説

ゲオルグ・W. パプスト
Georg Wilhelm Pabst


1885.8.27 - 1967.5.30
ドイツ映画監督
オーストリア出身。
1921年ドイツ映画界入り。「喜びなき街」(’25年)で第一次大戦後のウィーンの退廃した世相を描き一躍注目を浴びる。「懐かしのパリ」(’27年)等ドイツサイレント映画の最後を飾る名作を発表。その後「西部戦線一九一八年」(’30年)、「三文オペラ」(’31年)等でドイツのトーキー芸術の確立寄与。’33年フランスへ亡命、「ドン・キホーテ」(’33年)等を制作。’39年オーストリアに帰り、ユダヤ人迫害問題をあつかった「審判」(’48年)でベネチア映画祭監督賞受賞。’56年引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android