普及版 字通 「コウ・しろい・あきらか」の読み・字形・画数・意味
24画
[字訓] しろい・あきらか
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(こう)。は天の清白の気をいい、はその繁文とみてよい字である。〔説文〕十一上に「豆の汁なり」とするのは、字の初義とはしがたい。の声義を承け、澄明にして極まりのないさまをいう。
[訓義]
1. しろい、あきらか。
2. ひろい、大きい。
3. 天の澄明の気、と同じ。
4. 豆の汁。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 タダヨフ・シル・ニマメノシル
[語系]
・・hは同声。(皓)・hu、皎・kyも声義近く、みな皓白の意をもつ語である。
[熟語]
▶・汗▶・瀚▶・気▶・▶・博▶・▶・漫▶・▶・瀁▶・露▶
15画
[字訓] しろい・あきらか
[字形] 形声
声符は皋(こう)。皋は動物の屍が風雨に暴露して色がぬけ、白く漂白されたような状態をいう。〔広雅、釈訓〕に「は白なり」とあり、その白さを強調する字である。昊(こう)と通用するが、昊は皋の省略形とみてよい字。また(皓)と通用する。
[訓義]
1. しろい。
2. あきらか。
3. 光のすき透るさま。天の色をいう。字はまた(こう)に作る。
[熟語]
▶・天▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報