コオニヤンマ(読み)こおにやんま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コオニヤンマ」の意味・わかりやすい解説

コオニヤンマ
こおにやんま / 小鬼蜻蜓
[学] Sieboldius albardae

昆虫綱トンボ目サナエトンボ科に属する昆虫。大形のサナエトンボで、体長85ミリメートル、後翅(こうし)長約50ミリメートル。北海道から九州まで分布。外国では朝鮮半島、中国、ロシア連邦沿海州に産する。幼虫背腹に扁平(へんぺい)な円形状で、河川渓流から中流域の砂礫(されき)中にすみ、5~6月に羽化する。オニヤンマ(オニヤンマ科)とは分類上の所属が異なる。

朝比奈正二郎


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「コオニヤンマ」の解説

コオニヤンマ
学名:Sieboldius albardae

種名 / コオニヤンマ
解説 / 幼虫は渓流から中流域にかけての砂れき底にすみます。オニヤンマにくらべて頭は小さく、左右複眼ははなれています。
目名科名 / トンボ目|サナエトンボ科
体の大きさ / 85mm前後
分布 / 北海道~九州、種子島
成虫出現期 / 5~9月

出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む