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ことばの発達 ことばのはったつ

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家庭医学館の解説

ことばのはったつ【ことばの発達】

 幼児はふつう、1歳に近づくと、「ウンマ」とか「マンマ」を言うようになります。
 最初は意味のない喃語(なんご)ですが、親がこれに心を動かされて食べ物を与えていると、ものがほしいときに「ウンマ(要求語)」を使うようになります。
 やがて「ウンマ」または「マンマ」は食物と結びついて食物一般を意味するようになり、このころになると「ワンワ(動物一般)」「ブーブ(乗物一般)」なども現われ、ついで感情を表わす「イヤ」とか「イタイ」「アツイ」なども発するようになります。
 一方、ことばの理解は話しことばに先立って発達し、生後8か月ごろには、いたずらしていて「ダメッ」としかられると手を引っ込めたり、泣き出したりするようになります。
 さらに11か月ごろになると、「○○ちょうだい」と言うと、そのものを手渡しするようになり、1歳半近くなると、簡単なことばによるいいつけができ、目、耳、口など身体部分をたずねると指さすようになります。
 幼児は、このようなコミュニケーションの体験を積んで、ことばの意味を学んでいきますが、2歳に近づくと、思考力も発達して、ものに名前のあることに気づくようになります。これは本格的な言語発達の出発点です。
 幼児は、この時期に達すると、しきりに「コレナニ?」という質問を発し、自分から言語を獲得していきます。
 こうなると、ことばは、数はもちろん、構造的にも二語文、三語文、さらには多語文が急速に発達します。
 言語によってものを考える力もつき、2歳中ごろには「ダレ?」「ドコ?」、さらに3歳に近づくと「イツ?」、3歳になると「ナゼ?」「ドウヤッテ?」などの質問を発するようになります。
 コミュニケーションがスムーズに行なわれるには、親子の情緒の安定が必要ですし、言語発達には豊かな生活体験が不可欠です。
 また、それとともに、親が話し上手になることもたいせつです。

出典|小学館
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