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こない(読み)コナイ

デジタル大辞泉 「こない」の意味・読み・例文・類語

こない

[形動]関西地方で)このようであるさま。こんな。語幹を副詞的に用いることもある。「こないなものは見たこともない」「こない言わはる」
[類語]こんな斯く斯くこうこうこれこれかようこういうこのようかかるこう斯くしかじか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こない」の意味・読み・例文・類語

こない

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「こないな」の形で連体詞的に、「こないに」、または単独の形で副詞的に用いられる ) このよう。こんな。こねえ。
    1. [初出の実例]「こないにと絵屋に道中振てみせ」(出典:雑俳・たからの市(1705))
    2. 「腹立てた為めにこないな損をしたと悔むのが当り前ぢゃけれ」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉八)

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