ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こびと症」の意味・わかりやすい解説 こびと症こびとしょうdwarfism 幼稚症。侏儒。なんらかの原因により,幼時から全身の発育が進まず,異常に小さい状態にとどまっている者をいう。時代と国情によって違うが,だいたい身長は 120cm程度を基準としている。身体各部の均整のとれている型と,とれていない型があり,前者には原因不明の真性こびと症のほか,下垂体性こびと症,甲状腺性こびと症,副腎皮質性こびと症など,後者には佝僂 (くる) 病性,腎性佝僂病性,あるいは胎児性軟骨異栄養症性こびと症などがある。多くは知能や生殖器の発育障害を伴うが,真性こびと症ではこれらがまったく正常である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「こびと症」の解説 こびと症 通常の身長に達しない状態.下垂体の異常で,成長ホルモンの分泌が少ない場合などにみられる. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by