ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コ・ピョンサム」の意味・わかりやすい解説
コ・ピョンサム(高炳三)
コ・ピョンサム
Ko Pyǒngsam
北朝鮮の作家。 1945年の解放以後に作家として登場。朝鮮戦争後の平壌再建にまつわる金日成の指導を作品化した代表作『澄んだ朝』 (1967) は現代朝鮮文学の傑作の一つに数えられている。短編『義兄弟』 (68) ,『平壌は歌う』 (76) のほか,日本の植民地支配に反対する抗日武装闘争を描いた長編『鉄鎖を断て』 (第1部 75発表) などがあり,現代朝鮮文学の旗手の一人と目されている。
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