デジタル大辞泉 「コメディーフランセーズ」の意味・読み・例文・類語 コメディー‐フランセーズ(〈フランス〉Comédie-Française) パリにあるフランスの国立劇場およびその所属劇団。1680年創設。モリエール、ラシーヌなどの古典劇を上演。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コメディーフランセーズ」の意味・わかりやすい解説 コメディー・フランセーズLa Comédie-Française フランス座。テアトル・フランセ,あるいは「モリエールの家」ともいう。パリのパレ・ロワイヤルにあるフランス第1の国立劇場,およびその劇団。モリエールの死後7年目の 1680年,ルイ 14世の命によってブルゴーニュ劇団と,モリエールの「盛名劇団」の流れをひくマレー座とが合同し,「王の俳優」の名のもとに王立劇団コメディー・フランセーズを結成。大革命を経て劇団は分裂し,F.-J.タルマが率いる一派がオデオン座から現在地へ移転したが,ナポレオンの執政官時代の 1799年両派は再び統合され,新たに国立劇団として再発足して今日にいたる。現存の建物は 1900年の火災後に改築されたもの。出し物はモリエールを中心とする古典劇が最も多いが,適宜新作も交えて上演され,現代作家の作品も次第に多く上演される傾向にある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by