コヤマコウモリ(読み)こやまこうもり(その他表記)Japanese lesser noctule

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コヤマコウモリ」の意味・わかりやすい解説

コヤマコウモリ
こやまこうもり / 小山蝙蝠
Japanese lesser noctule
[学] Nyctalus furvus

哺乳(ほにゅう)綱翼手目ヒナコウモリ科の動物日本特産種で、本州の中部以北の山地分布する。ヤマコウモリN. aviatorに類似するが、小形で、前腕長40ミリメートル前後、頭胴長80ミリメートル前後である。前肢の第1指が長く、背毛の色は暗褐色をしている。原生林を好み、高速で上空高く飛翔(ひしょう)し、昆虫を捕食する。1961年(昭和36)に岩手県山村の学校の煙突中で最初に発見されたが、その後、原生林でも捕獲されている。

[吉行瑞子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「コヤマコウモリ」の解説

コヤマコウモリ
学名:Nyctalus furvus

種名 / コヤマコウモリ
科名 / ヒナコウモリ科
分布 / 本州
日本にいる動物 / ○
解説 / 日本での分布はあまり知られていません。木のうろ昼間の休み場所にしているようです。
絶滅危惧種 / ☆

出典 小学館の図鑑NEO[新版]動物小学館の図鑑NEO[新版]動物について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む