コルウィッツ(読み)こるうぃっつ(その他表記)Käthe Kollwitz

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コルウィッツ」の意味・わかりやすい解説

コルウィッツ
こるうぃっつ
Käthe Kollwitz
(1867―1945)

ドイツの画家、彫刻家。旧姓シュミット。ケーニヒスベルク(現、ロシア領カリーニングラード)生まれ。1885年、ベルリンの画家カール・シュタウファー・ベルンKarl Stauffer-Bern(1857―1891)に学ぶ。M・クリンガー、E・ムンクに私淑し、ロシアおよび北欧の近代文学に親しんだ。1891年、ベルリンの労働者街に働く医師カール・コルウィッツKarl Kollwitz(1863―1940)と結婚、貧困病苦に悩む労働者の生活に密着した表現を行い、プロレタリア美術先駆をなした。戦争体験に基づく人間の苦悩を表した彫刻作品と、連作版画『織工』『戦争』『農民戦争』がある。ドレスデン近郊モーリッツブルクで没。

[野村太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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