日本大百科全書(ニッポニカ) 「コロカシア」の意味・わかりやすい解説 コロカシアころかしあ[学] Colocasia サトイモ科(APG分類:サトイモ科)の多年草。食用とするサトイモもこの仲間。東インドおよびインドシナ半島に7~8種分布し、食用にするものにはハスイモ(肥後ずいきをとる)もある。葉を観賞するため栽培するが、アフィニス・ジェンニグシイ種は、葉は円みをもち小さく、鮮緑色地に濃紫色の斑紋(はんもん)が葉の両側に大きく入る。温室か室内の明るい日陰に置き、冬は10℃以上を保ち、やや湿りぎみで管理する。繁殖は株分けにより、6~7月、株元から芽を出した小塊茎を分ける。[坂梨一郎 2022年1月21日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例