ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンパニョーネ」の意味・わかりやすい解説
コンパニョーネ
Compagnone, Luigi
[没]1998.1.31. ナポリ
イタリアの小説家。ナポリ大学を卒業後,雑誌『エスプレッソ』『ヌオービ・アルゴメンティ』の編集に携わりながら,『名誉ある死』L'onorata morte (1961) ,『心苦き科学』L'amara scienza (1965) など,ロマン的心情を基にして悲哀と微笑が交錯する諷刺小説を発表した。特異な評論として,『ピノッキオの生活に関する注釈』 Commento alla vita di Pinocchio (1966) ,『ピノッキオの新生』 Vita nova di Pinocchio (1971) がある。
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