ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴル・グンバズ」の意味・わかりやすい解説 ゴル・グンバズGol Gumbaz 1660年,インドのビジャープルに,アーディル・シャーヒー朝の第6代の王ムハンマドが建てたみずからの墓廟。1辺約 180mの基壇上に建つ。4面同形で正方形の墓室の四隅に八角形断面の塔がつき,中央に大ドームが載る。建物の1辺 60mあまり,頂点までの高さ約 60mという驚異的な規模をもつ。ビジャープルではイスラムとヒンドゥーの伝統を折衷した独特の建築様式が発達したが,この墓廟はその代表作。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by