ささんす

精選版 日本国語大辞典 「ささんす」の意味・読み・例文・類語

ささんす

〘助動〙 (助動詞「さしゃんす」の変化した語。活用は「ささんせ・ささんし・ささんす・ささんす・ささんすれ・ささんせ」。一・二段活用型の活用語未然形に付く) 聞き手に対する敬意を添えて、動作をする者に対する尊敬を表わす。お…なさいます。近世上方の女性語。初めは遊女ことばであったが、のち一般女性語となった。
浮世草子好色二代男(1684)二「津村の茂様は入聟の所を追出されささんしてから、よもや心太売(ところてんうり)はなされまい」

ささん・す

〘他サ特活〙 (活用は、助動詞「ささんす」に同じ。動詞「さしゃんす」の変化した語) 「する」の尊敬の意に話相手に対する敬意の加わった語。なさいます。近世上方の女性語。
※うかれ狂言(1683)中「はて何をささんす、人が見まするにはなささんせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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