サマーセット島(読み)サマーセットトウ

デジタル大辞泉 「サマーセット島」の意味・読み・例文・類語

サマーセット‐とう〔‐タウ〕【サマーセット島】

Somerset Islandカナダ、ヌナブト準州北部北極海諸島の島。本土ブーシア半島北西航路のベロット海峡で隔てられる。周囲断崖に囲まれた台地状の無人島で、ツンドラが広がる。紀元1000年頃の先住民遺跡がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サマーセット島」の意味・わかりやすい解説

サマーセット島
さまーせっととう
Somerset Island

カナダ北部、カナダ北極海諸島中央部にある島。東西約160キロメートル、南北約260キロメートル、面積2万4840平方キロメートル。カナダ本土ブーシア半島との間には、北西航路の一部である狭いベロット海峡がある。標高450メートル以下の台地状の島で、海岸は比高200メートル前後の崖(がけ)となっている。北部は岩石ツンドラ、南部は礫質(れきしつ)ツンドラ地域である。周辺の海は、夏季を除きパックアイス(流氷)に覆われる。

[大竹一彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android