デジタル大辞泉 「ブーシア半島」の意味・読み・例文・類語 ブーシア‐はんとう〔‐ハンタウ〕【ブーシア半島】 《Boothia》カナダ中北部の半島。北端にあるマーチンソン岬は北アメリカ大陸の最北端。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブーシア半島」の意味・わかりやすい解説 ブーシア半島ぶーしあはんとうBoothia Peninsula カナダ本土最北端の半島。北のカナダ北極海諸島方向に約200キロメートル突出する。最大幅(東西)は210キロメートルに及ぶが、半島基部は30キロメートル程度しかなく、島のようにみえる。カナダ楯状地(たてじょうち)の北端部にあたり、標高600メートル以下の丘陵性の礫質(れきしつ)ツンドラ地域である。1829~1833年のジェームズ・ロスの探検に資金を出したフェリックス・ブースにちなみ名づけられた。[大竹一彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ブーシア半島」の意味・わかりやすい解説 ブーシア半島【ブーシアはんとう】 カナダのヌナブト,バフィン島とビクトリア島の間に突出する半島。不毛のツンドラ地域だが,1829年―1833年J.ロスが探検,初めて北磁極を〈発見〉したことで有名。先端は北緯72°に達し,北米大陸の最北点である。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブーシア半島」の意味・わかりやすい解説 ブーシア半島ブーシアはんとうBoothia Peninsula カナダ最北部の半島。面積3万 2330km2。カナダ楯状地の北端で,標高 600m以下の樹木のない台地が占める。半島の東にはブーシア湾をへだててバフィン島がある。 1829年 S. J.ロスにより発見され,島名はこの探検に資金を出した F.ブースにちなみ命名された。人口は 100人余で,集落は南部に2ヵ所ある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by