日本大百科全書(ニッポニカ) 「さんかく座銀河」の意味・わかりやすい解説 さんかく座銀河さんかくざぎんが さんかく座にある渦状銀河。カタログ番号はM33、NGC598。さんかく座のα(アルファ)星あたりにあり、肉眼では見にくいが口径30センチメートル程度の望遠鏡で渦巻の構造がわかる。銀河の回転軸をほとんど真上から見る「フェイスオン銀河face-on galaxy」である。アンドロメダ銀河のそばにあり、天の川銀河(銀河系)やアンドロメダ銀河とともに局部銀河群を形成している。地球からの距離は約296万光年。実視等級は6.3等、視直径は60分×40分程度。12月初旬の午後9時ごろに真上の空に見える。[編集部 2022年12月12日][参照項目] | 渦状銀河 | さんかく座 | メシエ・カタログ さんかく座銀河 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例