サンクリストバルデラスカサス(英語表記)San Cristóbal de las Casas

デジタル大辞泉 の解説

サン‐クリストバル‐デ‐ラス‐カサス(San Cristóbal de las Casas)

メキシコ南東部、チアパス州の町。植民地時代の聖堂教会が残され、近郊先住民が集まる市があり、観光地としても知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サンクリストバルデラスカサス
San Cristóbal de las Casas

メキシコ南東部,チアパス州中部の都市。州都トゥストラグティエレスの東約 50km,標高約 2100mの高原地帯にある。 1527年建設された古い町で,1892年まで州都。農業 (コムギジャガイモ,トウモロコシ) ,林業が主要収入源で,なめし皮,蒸留酒製粉缶詰製材などの工場がある。手工業も盛んで,インディオのつくる銀の鞍が有名。市内には聖ドミンゴ聖堂 (1560) をはじめとする植民地時代の古い建物が多数残っている。パンアメリカン・ハイウェー通りグアテマラとの国境まで約 150km。人口8万 9251 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android