1999年に登録されたエクアドルの世界遺産(文化遺産)で、首都キトの南方、アンデス山脈の谷にある標高約2600mの高地に位置する。1557年、スペインの植民都市としてヒル・ラミレス・ダヴァロスによって建設された。名前もスペインのクエンカに由来する。植民地時代の面影を残すアブドン・カルデロン広場、碁盤目状の街路、サン・フランシスコ教会などが美しい町並みをつくっている。歴史上価値のある景観として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Centre of Santa Ana de los Ríos de Cuenca