デジタル大辞泉 の解説 サンタマリア‐デル‐カルミネ‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【サンタマリアデルカルミネ教会】 《Basilica di Santa Maria del Carmine》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある教会。13世紀の創建。付属するブランカッチ礼拝堂には、マゾリーノと弟子マサッチョによるフレスコ画がある。マサッチョはここに残した絵画において、明暗による量感をもたせた人体表現、透視図法を用いた空間構成など、初期ルネサンスの革新的な絵画様式を確立したことで知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例