しだらの神(読み)シダラノカミ

デジタル大辞泉 「しだらの神」の意味・読み・例文・類語

しだら‐の‐かみ【しだらの神】

平安時代疫病流行よけとして民間信仰を集めた御霊神ごりょうじん設楽神志多羅神

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しだらの神」の意味・読み・例文・類語

しだら の 神(かみ)

  1. 平安時代疫病流行の時、九州から上洛し民衆の信仰をうけた御霊神(ごりょうしん)八幡(はちまん)同系か、あるいは八幡の眷属神(けんぞくしん)八面仮面をつけ、小さな藺笠(いがさ)を冠っていたという。楽所を設け、手を打ち、鼓などを打ち鳴らしてまつったという。〔本朝世紀‐天慶八年(945)七月二八日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android