シプカ遺跡(読み)シプカいせき(その他表記)Sipka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シプカ遺跡」の意味・わかりやすい解説

シプカ遺跡
シプカいせき
Sipka

チェコの北モラビアにある洞穴遺跡。 1880年に K.マシュカによって多量の石器,絶滅種動物とともに小児の下顎骨片が発見された。 1955年までチェコスロバキアの考古学者は,遺跡遺物年代を与えなかったが,今日では,人骨ネアンデルタール人,石器はムスティエ文化期のもの,とされている。氷期に対応させるとウルム氷期前半に属すると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む