日本大百科全書(ニッポニカ) 「シマクイナ」の意味・わかりやすい解説 シマクイナしまくいな / 縞秧鶏Swinhoe's yellow rail[学] Porzana exquisita 鳥綱ツル目クイナ科の鳥。日本のクイナ類中では最小種。全長約14センチメートル。背面はオリーブ褐色に黒い縞(しま)と白い小斑(しょうはん)が散在し、わきにも横縞がある。腹は白い。シベリア南部、中国東北部、ウスリー地方で繁殖し、日本には冬鳥として渡来するが、数は少ない。水田や湿地に生息する。[森岡弘之][参照項目] | クイナ シマクイナ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例