20世紀西洋人名事典 「シモンガンチヨン」の解説
シモン ガンチヨン
Simon Gantillon
1891 - ?
劇作家。
演出家バチに見いだされる。「颶風」(1923)、「マヤ」(’24)等の作品で劇作家として一躍有名になる。彼の代表作とみなされている「マヤ」は、港町の娼婦を叙情的な手法で描きとりわけ大成功を収めた。それ以後「出発」(’28)、「分岐点」(’31)などの戯曲を書くが、「マヤ」ほど成功しなかった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報