ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
シュノール・フォン・カロルスフェルト
Schnorr von Carolsfeld, Julius
[没]1872.5.24. ドレスデン
ドイツの画家,デザイナー。 1811年ウィーン美術学校に入りフューガーに師事。 18~25年ローマに滞在,ナザレ派の一員としてマッシモ邸の「アリオストの部屋」に壁画を制作。 27年ルートウィヒ1世に招かれてミュンヘンにおもむき,美術学校教授に就任後,王の居城に『ニーベルンゲンの歌』を描写したフレスコ画の連作を制作。 47年ドレスデンの美術学校教授,同絵画館館長に就任。 52~60年聖書の木版挿絵 240点を出版。ドイツのアカデミックなロマン主義の代表的作家の一人。
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