普及版 字通 「ショウ・もん」の読み・字形・画数・意味
16画
[字訓] もん
[説文解字]
[字形] 形声
声符は昌(しよう)。〔説文〕十二上に「闔(しやうかふ)、天門なり」(段注本)とあり、楚人の語とする。〔楚辞、離騒〕に「闔に倚(よ)りて予(われ)をむ」とあり、崑崙(こんろん)の入口の門をいう。崑崙墟は人の死後に赴く霊界とされた。〔淮南子、墜形訓〕には、「稽(かうけい)は闔、風の生ずるなり」とみえる。
[訓義]
1. 門、天門、宮城の門。
2. いざなう、みちびく。
3. 大きい、さかん。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 カドヒラクコヱ
[熟語]
闔▶・風▶
[下接語]
闔
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報