共同通信ニュース用語解説 「シリア内戦と文化遺産」の解説
シリア内戦と文化遺産
シリアは古代オリエント時代から多数の王朝が興亡を繰り返し、現代文明の基盤となった貴重な文化遺産が無数にある。国連によると、2011年の民主化要求運動から始まった内戦で、14年までに少なくとも290カ所が戦闘や空爆などの被害を受けた恐れがある。古代都市のダマスカス、アレッポなど国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産が6カ所あるが、いずれも13年、価値が失われるような重大な危機にさらされている「危機遺産」に登録された。(ダマスカス共同)
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