シンノリン

化学辞典 第2版 「シンノリン」の解説

シンノリン
シンノリン
cinnoline

1,2-benzodiazine.benzo[c]pyridazine.C8H6N2(130.15).1,2-ジアジンのベンゼン縮合ヘテロ芳香族化合物.4-カルボン酸の脱炭酸や4-クロロ体の還元により得られる.融点38~39 ℃(黄色の結晶リグロインから再結晶),沸点114 ℃(46.6 Pa).pKa 3.00±0.20.一般の有機溶媒,水に可溶.強塩基性を示す.有毒でキニーネのような苦味がある.エーテルから再結晶すると,シンノリン-ジエチルエーテル(1/1)付加物の無色の針状晶が得られる(融点24~25 ℃).[CAS 253-66-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む