ジェズカズガン(読み)じぇずかずがん(その他表記)Джезказган/Dzhezkazgan

デジタル大辞泉 「ジェズカズガン」の意味・読み・例文・類語

ジェズカズガン(Jezqazğan/Жезқазған)

カザフスタン中央部、カラガンダ州都市。サリス川の支流カラケンギル川の貯水池に面する。第二次大戦後の銅山開発に伴い、工業都市として急速に発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジェズカズガン」の意味・わかりやすい解説

ジェズカズガン
じぇずかずがん
Джезказган/Dzhezkazgan

中央アジア、カザフスタン共和国カラガンダ州の都市。同国のほぼ中央に位置する。人口9万(1999)。サリス川支流カラ・ケンギル川に設けられた貯水池岸にある鉱山都市。1954年までは一村落であったが、周辺が共和国有数の銅山として開発されてから急速に発展した。銅山、鉱山に関する技術専門学校がある。鉄道により州都カラガンダと結ぶ。

[山下脩二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェズカズガン」の意味・わかりやすい解説

ジェズカズガン
Dzhezkazgan

カザフスタン中部,ジェズカズガン州の州都。カザフ丘陵南西部,サルイス川支流カラケンギル川の人造湖にのぞむ鉱業都市。 1938年地元の銅鉱床の開発に伴って建設された。 70年代初めに大規模な銅採掘・精錬工場がつくられた。カラガンダと鉄道,ハイウェー連絡。人口 11万 1100 (1991推計) 。

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