現代外国人名録2016 「ジェームズキャメロン」の解説
ジェームズ キャメロン
James Cameron
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー,脚本家 ライトストーム・エンターテインメント会長・CEO
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1954年8月16日
- 出生地
- オンタリオ州キャプスカシング
- 本名
- Cameron,James Francis
- 学歴
- カリフォルニア州立大学卒
- 勲章褒章
- メキシコ・アズテック・イーグル勲章〔1998年〕
- 受賞
- アカデミー賞作品賞・監督賞(第70回,1997年度)〔1998年〕「タイタニック」,ゴールデン・グローブ賞作品賞・監督賞(ドラマ部門,第55回,1997年度)〔1998年〕「タイタニック」,ゴールデン・グローブ賞作品賞・監督賞(2009年度)「アバター」
- 経歴
- 1980年ニュー・ワールド・ピクチャーズに入社。特撮(SFX)、美術の担当のあと、’82年トリシア・オニール主演「殺人魚フライング・キラー」で監督デビュー。’84年自ら脚本も手がけたアクション映画「ターミネーター」(アーノルド・シュワルツェネッガー主演)が大ヒットし、国際的に注目される。以降バトルムービーを主に手がける。’90年ライトストーム・エンターテインメントを設立、’93年CEO(最高経営責任者)。’97年の「タイタニック」は公開後10週で約1143億円の全世界興行収入の新記録を樹立した他、第70回アカデミー賞で作品賞、監督賞など11部門受賞、’59年(第32回)の「ベン・ハー」と並ぶ史上最多受賞を達成。2009年の3D映画「アバター」は第82回アカデミー賞で最多9部門にノミネートされたが、撮影賞など3部門受賞に終った。しかし同作は「タイタニック」を抜き全世界興業収入1位になるなど商業的に大成功を収める。他の作品に「エイリアン2」(1986年,脚本も)、「アビス」(’89年)、「ターミネーター2」(’91年)、「トゥルーライズ」(’94年,製作・脚本も)、「ソラリス」(2002年)、「エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ」(2005年,製作も)、「3Dタイタニック」(2012年)、ドキュメンタリー「タイタニックの秘密」(2003年)など。「ランボー2/怒りの脱出」(1985年)の脚本も担当。人気テレビシリーズ「ダーク・エンジェル」(2000年)も手がける。1989年映画監督のキャスリン・ビグローと結婚するが、’91年離婚。’97年6月「ターミネーター」のヒロインを演じた女優のリンダ・ハミルトンと4度目の結婚をするが、’98年12月離婚。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報