じゃじゃ馬ならし

デジタル大辞泉プラス 「じゃじゃ馬ならし」の解説

じゃじゃ馬ならし〔バレエ〕

イギリス振付家ジョン・クランコによる全2幕のバレエ(1969)。原題《The Taming of the Shrew》。初演シュトゥットガルト・バレエ団シェークスピア同名戯曲題材とした作品ほかに、ジョン・ノイマイヤー、モーリス・ベジャールの振付による版が知られる。

じゃじゃ馬ならし〔ドラマ〕

日本テレビドラマ放映はフジテレビ系列(1993年7月~9月)。全12回。脚本:戸田山雅司ほか。主題歌観月ありさ。出演:中井貴一、観月ありさ、内田有紀ほか。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「じゃじゃ馬ならし」の意味・わかりやすい解説

じゃじゃ馬ならし
じゃじゃうまならし
The Taming of the Shrew

イギリスの劇作家シェークスピア喜劇。 1592~93年頃の作品。初版は 1623年の二つ折本 (ファースト・フォリオ) 。気の強い女性カタリーナを求婚者ペトルーチオが貞淑な妻に変える話。

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世界大百科事典(旧版)内のじゃじゃ馬ならしの言及

【ゼッフィレリ】より

…舞台の演出では61年ストラトフォード・オン・エーボンのシェークスピア祭における《オセロー》の演出,およびE.オールビーの《バージニア・ウルフなんか恐くない》の演出で地位を確固たるものにした。映画ではシェークスピアの《じゃじゃ馬ならし》(1967),《ロミオとジュリエット》(1968)を続けて監督,新鮮で優美な映像が好評を博し不動の位置を築いた。とくに,O.ハッシー主演の後者の映画は日本でも大ヒットして,ゼッフィレリの名を親しいものにした。…

※「じゃじゃ馬ならし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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