20世紀西洋人名事典 「ジャックウィリアムソン」の解説
ジャック ウィリアムソン
Jack Williamson
1908 -
米国の作家。
別名ウィル・スチュアート。
1930年代の娯楽的なSF作家として有名で、「宇宙軍団」(’47年)は度はずれた冒険のスペースオペラで、数冊の続編が書かれている。’40年代にはウィル・スチュアートの名前で、「シーティー」についての優れたシリーズ作品を書いている。’50年代、’60年代はフレデリック・ポールとの合作が多く、最高作は、「思いのほか暗く」(’40年)、「組み合わされた手」(’47年)である。最近の作品に傑作はないが、読みやすく、想像力の衰えはない。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報