20世紀西洋人名事典 「ジャックスンポロック」の解説
ジャックスン ポロック
Jackson Pollock
1912.1.28 - 1956.8.11
米国の画家。
ワイオミング州コディ生まれ。
別名Paul Jackson Pollock。
1929〜31年ニューヨークのアート・スチューデント・リーグで学び、トマス・ベントンに師事、壁画運動に参加、次いでWPA連邦美術計画に携わり、’43年グッゲンハイムの「今世紀美術画廊」で初個展。アンドレ・マッソンの影響を受けて、オートマティスムの手法を発展さた即興的な前衛的作風を確立。絵具を上からたらすドリッピング画法で、アクション・ペインティングと呼ばれ、アメリカ型絵画の先駆となる。自動車事故で死去、「秘密の守護者たち」(’43年、サンフランシスコ、デ・ヤング近代美術館)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報