現代外国人名録2016 「ジュリーアンドルース」の解説
ジュリー アンドルース
Julie Andrews
- 職業・肩書
- 女優,童話作家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1935年10月1日
- 出生地
- サウスサリー州ウォルトンオンテームズ
- 本名
- Edwards,Julie Andrews
- 旧名・旧姓
- ウェルズ,ジュリア・エリザベス〈Wells,Julia Elizabeth〉
- 受賞
- アカデミー賞主演女優賞(第37回)〔1964年〕「メリー・ポピンズ」,グラミー賞(第7回)〔1964年〕「メリー・ポピンズ」,ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカルコメディ部門,第22回・23回・40回,1964年度・1965年度・1982年度)「メリー・ポピンズ」「サウンド・オブ・ミュージック」「ビクター/ビクトリア」,映画女性大会栄誉賞,ケネディ・センター栄誉賞〔2001年〕
- 経歴
- 父は教師、母はピアニスト。母がショー芸人のテッド・アンドルースと再婚したことにより、芸人ジュリー・アンドルースの誕生となった。1947年ロンドンのレビューで子役デビュー、その後も歌と踊りのステージ・ショーをこなす。’54年18歳で渡米、同年「ボーイフレンド」でブロードウェイ・デビュー。’56年ミュージカル「マイ・フェア・レディ」に主演、大ヒットにより人気を決定的にする。’60年ミュージカル「キャメロット」で再びロングランを記録。’64年「メリー・ポピンズ」で映画デビュー、大成功を収め、続いて’65年の「サウンド・オブ・ミュージック」マリア役が生涯の代表作になる。以後、大人のための豊かなエンターテイメントを目指す。他の映画出演作には「引き裂かれたカーテン」(’66年)、「ハワイ」(’66年)、「モダン・ミリー」(’67年)、「スター!」(’68年)、「暁の出撃」(’70年)、「テン」(’79年)、「ビクター/ビクトリア」(’82年)、「That’s Life」(’86年)、「アフタヌーンティーはベッドで」(’91年)、「プリティ・プリンセス」(2001年)、「プリティ・プリンセス2」(2004年)、「妖精ファイター」(2010年)など。テレビシリーズ「ジュリー・アンドルース・アワー」(1972〜73年)がある。’96年の「ビクター/ビクトリア」では作品評価に対する不満が理由でトニー賞最優秀女優賞の候補指名を辞退した。のちブロードウェイのミュージカル「ビクター/ビクトリア」に主演中、胆のう炎と喉の故障で降板、’97年7月声帯手術を受ける。ベトナム孤児を養女にし、ユニセフの仕事にも従事。童話も作り、作品に「マンディ」(’72年)、「偉大なワンドゥードル―最後の一ぴき」(’73年)など。また、途上国の女性を救う国連婦人開発基金の活動にも努める。’98年デームの称号を授けられる。’69年に映画監督ブレーク・エドワーズと再婚、以後彼の作品に多く出演。2010年死別。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報