20世紀西洋人名事典 「ジョイスケアリー」の解説
ジョイス ケアリー
Joyce Cary
1888.12.7 - 1957.3.29
英国の小説家。
ロンドンデリー生まれ。
別名アーサー・ジョイス・ルーネル ケアリ。
エジンバラ大学、パリで美術を学び、オックスフォード大学で哲学を専攻、1913年志願兵としてバルカン戦争に従軍。その後英国領ナイジェリアの役人となり第一次大戦に参加、’20年退官後帰国し作家活動に入る。処女作「救われたエイサ」(’32年)、「ミスター・ジョンソン」(’39年)はアフリカの体験を著し、次第に認められ、「彼女も驚いた」(’41年)、「巡礼」(’42年)、「馬の口」(’44年)の3部作で文名を確立。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報