現代外国人名録2016 「ジョセフカビラ」の解説
ジョセフ カビラ
Joseph Kabila
- 職業・肩書
- 政治家,軍人 コンゴ大統領 元コンゴ陸軍参謀総長
- 国籍
- コンゴ
- 生年月日
- 1971年6月4日
- 出生地
- ザイール・サウスキブ州(コンゴ)
- 学歴
- マケレレ大学中退
- 経歴
- ローラン・カビラ大統領の長男。旧ザイールのモブツ独裁政権時代、東部の山中でゲリラ活動をしていた父母のもとに生まれる。母はルワンダの出身。タンザニアで育ち、同国の高校を卒業後、ウガンダの大学を中退。1996年に始まった反モブツ政権の内戦で、東部の反政府軍の司令官を務める。’97年5月父とともに反政府武装勢力を率い、アンゴラ軍やジンバブエ軍の支援を受けてモブツ政権を打倒。父がコンゴ大統領に就くと軍の幹部に就任。’98年軍事戦術を学ぶため北京に留学するが、同年8月新たな内戦(第二次コンゴ戦争)が始まったため3ケ月で帰国。少将に昇格し、2000年陸軍のトップである参謀総長となる。2001年1月父が暗殺され、29歳で大統領に就任。国防相も兼任。反政府勢力を支援したルワンダ、ウガンダとの和平を実現させ内戦を終結に導き、2003年4月には反政府勢力を取り込んだ暫定政府を樹立、大統領留任。2006年10月民主的選挙で大統領に当選、12月就任。アフリカの最年少国家元首。2011年11月大統領選に再選され、12月再任。英語とスワヒリ語に堪能。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報