現代外国人名録2016 の解説
ジョゼップ グアルディオラ
Josep Guardiola
- 職業・肩書
- サッカー監督(バイエルン)
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1971年1月18日
- 出身地
- バルセロナ・サントペドル
- 本名
- グアルディオラ・イ・サラ,ジョゼップ〈Guardiola i Sala,Josep〉
- 受賞
- スペインリーグ年間最優秀監督〔2011年〕
- 経歴
- 1984〜89年バルセロナ・ユース、’89〜90年バルセロナBを経て、’90年からトップチームのバルセロナに在籍。主将も務め、リーグ優勝6回や、’92年の欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL,UEFAチャンピオンズリーグ)制覇に貢献。2001年イタリア・セリエAのブレシアに移籍するが、その2ケ月後ドーピング(薬物使用)検査で陽性反応を示したとして、イタリア・サッカー連盟より1年間の出場停止処分を受ける(のち4ケ月に減刑)。2002年ローマ、2003年ブレシア、カタールのアルアハリなどでプレー。スペイン代表としては、1992年バルセロナ五輪で活躍し、金メダルを獲得。’94年W杯米国大会でベスト8。’97年W杯フランス大会予選では司令塔として活躍。代表通算47試合出場、5得点。2006年メキシコで引退後は、2007年バルセロナBの監督となり、2008年夏に37歳でバルセロナ監督に昇格。2008〜2009年シーズンは、ロナウジーニョ、デコら主力を放出して大刷新を図り、就任1年目で国内リーグ、国王杯、スーパー杯と国内3冠、欧州CL、UEFAスーパー杯、年末のFIFAクラブW杯も制して初のクラブ世界一となり、計6冠を獲得。選手と監督両方での欧州CL制覇は史上6人目だった。2009〜2010年シーズン、2季連続のリーグ優勝。2010〜2011年シーズンはリーグ3連覇と欧州CLを制覇。2011〜2012年シーズン、スペイン国王杯は制したものの、リーグはライバルのレアル・マドリードに敗れて2位に終わり、欧州CLも準決勝敗退で、シーズン終了後、退任。魅力的なパスサッカーを植え付け、4シーズンで14のタイトルを獲得した。1年間の休養後、2013〜2014年シーズン、ドイツ・ブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘン監督に就任。1年目のシーズンは史上最速でブンデスリーガ優勝、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブW杯制覇。2014〜2015年シーズン、リーグ3連覇。愛称は“ペップ”。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報