20世紀西洋人名事典 「ジョルジュフェードー」の解説
ジョルジュ フェードー
Georges Feydeau
1862 - 1921
フランスの劇作家。
パリ生まれ。
小説家エルネスト・フェードーの息子で演劇に熱中して学業を中断する。1887年「貴婦人向け仕立屋」や「女子高校生」で劇団にデビューし、「ル・ダンドン」(1896年)や「マキシムの貴婦人」(1899年)の成功で喜劇王と言われ、巧妙な筋立てと機知に富む台詞、スピーディな動きで観客を笑わせパリ劇界の人気作家となるが、最後は狂死する。他の作品に「くされ縁」(1894年)、「アメリーを頼む」(1908年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報