20世紀西洋人名事典 「ジョンカーティン」の解説
ジョン カーティン
John Curtin
1885 - 1945
オーストラリアの政治家。
元・オーストラリア首相。
大戦初期にはオーストラリア労働党党首として徴兵に反対していた。しかし、1941年首相に就任後間もなく、日本に戦線布告したことから徴兵の拡大を実行した。外交方針も変え、アメリカとの連携を強化し、マッカーサーに全面的支持を与えた。’43年に日本軍の侵入に驚異を感じ国防大臣を兼任。’43年の選挙における労働党の勝利は、彼の人気におけることが大きい。45年首相在職のまま死去。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報