20世紀西洋人名事典 「ジョンカー」の解説
ジョン カー
John Kerr
1824.12.17 - 1907.8.18
英国(スコットランド)の物理学者。
アードロッサン生まれ。
大学で物理学を学び、トムソンに指導を受ける。ついで牧師を志し、独立教会派の神学校に転じ神学を学ぶが聖職者にならず、1857年グラスゴーの自由教会教員養成大学数学講師となる。’90年王立協会会員に選ばれ、’98年ロイヤル・メダルを贈られる。光の複屈折現象「カー効果」の発見をし、電磁場と物質の相互作用の研究の先駆者の一人となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報