20世紀西洋人名事典 「ジョンコーエン」の解説
ジョン コーエン
John Cohen
1911 -
英国の心理学者。
マンチェスター大学教授。
1933年から、知能、気質などの問題に因子分析を使った研究を行い、後、戦後社会問題に統計的方法を使ってギャンブルの研究をした。人間の経験は、生理的過程に還元して考えるものではなく、経験そのものの内部から経験の意味が明らかになる事を主張した。主な著作に「Humanistic psychology」(’58年)、「Behavior in uncertainty」(’64年)、「Psychological probability」(’72年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報